【新婚旅行パリ7日間】Day4-2 光の宝石箱「サント・シャペル教会」ステンドグラスの奇跡

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ルーブル美術館で名画の数々を堪能したあとは、午後の予定へ。
次に向かったのは、パリでも屈指の美しさを誇る サント・シャペル(Sainte-Chapelle)教会 です。
ここは“光の宝石箱”と呼ばれるほどのステンドグラスで知られ、パリ旅行で絶対に外せないスポットのひとつです。


サント・シャペルとは?

サント・シャペルは、13世紀中ごろにフランス王ルイ9世(聖ルイ)によって建てられたゴシック様式の礼拝堂です。
キリストの「いばらの冠」などの聖遺物を安置するために建てられた王家専用の教会で、その荘厳さはいまも色あせていません。

外観は意外と控えめですが、中へ入った瞬間にその印象は一変。
高さ15メートルを超える巨大なステンドグラスが壁一面に並び、色とりどりの光が教会全体を包み込みます。
まるで天上界にいるような感覚――まさに“光の聖堂”と呼ぶにふさわしい場所です。


アクセスと行き方

サント・シャペルは、セーヌ川の中州「シテ島」にあります。
パリ市民裁判所(Palais de Justice)に隣接しており、観光地として有名なノートルダム大聖堂やコンシェルジュリーもすぐ近くです。

  • 住所: 8 Boulevard du Palais, 75001 Paris
  • 最寄駅: 地下鉄4号線「Cité(シテ)」駅から徒歩すぐ
  • 観光ルート例: ノートルダム大聖堂 → コンシェルジュリー → サント・シャペル

パリ市外から訪れる場合は、まずRER(郊外鉄道)でパリ中心部へ。
そこから地下鉄に乗り換えて向かうとスムーズです。


圧巻のステンドグラス

サント・シャペルの最大の見どころは、上階をぐるりと囲む15枚のステンドグラス
旧約聖書と新約聖書の物語が1,000以上の場面で描かれており、その繊細さとスケールには圧倒されます。

朝から午後にかけて太陽の角度によって光の色が変わり、時間帯によってまったく違う表情を見せてくれるのも魅力。
特に午後のやわらかな光が差し込む時間帯は、赤や青、金色の光が幻想的に交差し、息をのむほどの美しさでした。

深い青と金の星が描かれた天井も印象的で、どこを切り取っても絵画のような世界。
まさに「光で描かれた聖書」と言える場所です。


見学のヒント

  • チケットはオンライン予約がおすすめ: 混雑を避けやすく、スムーズに入場できます。
  • 入場時のセキュリティチェック: 空港のような手荷物検査があり、時間がかかることも。
  • ステンドグラス鑑賞のコツ: 双眼鏡やカメラのズーム機能を使うと、細部の物語も楽しめます。

まとめ(Day4-2)

サント・シャペルは、ただの観光名所ではなく、「光」と「信仰」と「芸術」が一体となった神秘的な空間でした。
外の喧騒を離れ、色彩の世界に包まれる時間はまさに特別なひととき。

新婚旅行で訪れたこの教会は、ふたりの記憶にも深く残る場所となりました。
次回のDay5では、いよいよパリ最終日。ショッピングと街歩きで旅の締めくくりを楽しみます。

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