🏯 丸岡城に行ってきました!

🏯城めぐり🏯

9月の三連休に、弾丸で福井県にある丸岡城へ行ってきました。
今回は奥さんと娘が奥さんの実家に帰省していたため、特にすることもなく、思い切って日帰り旅行を決行。
福井県にはこれまで何度も訪れていましたが、ずっと行けずにいた丸岡城をついに見ることができ、大満足の旅となりました。

🚗 アクセス

今回は車で訪れました。
北陸自動車道・丸岡ICを降りてから約10分で到着。
案内の看板もあり、迷うことなく到着できました。
駐車場も広く、車を停めるのに困ることはありませんでした。

🎫 入場とセット券

駐車場から階段を上がり、受付で入場券を購入。
この入場券は「一筆啓上 日本一短い手紙の館」とのセット券になっており、さらに丸岡の織りネームも付いてきます。
ちょっとしたお得感がありますね。

🏯 天守と急階段

小高い丘陵を登ると、いよいよ天守が姿を現します。
中へ入るとまず驚かされるのが、非常に急な階段。観光用に補助縄が取り付けられていましたが、思わず足を滑らせそうでヒヤヒヤしました。
天守3階からの眺望はとても美しく、登った甲斐がありました。

📜 丸岡城の歴史

丸岡城は、1576年に柴田勝家の甥・柴田勝豊によって築かれたお城です。
北陸地方で唯一の「現存天守」を有する城としても知られています。
また、自然の石をそのまま積み上げた「野面積み(のづらづみ)」の石垣や、全国でも珍しい「石瓦葺きの屋根」を持つことでも有名です。
別名「霞ヶ城」と呼ばれ、春先には本当に霞に包まれる姿を見ることができます。

🐉 霞ヶ城の由来

天守近くの井戸にはこんな伝説が残されています。
一向一揆の残党が攻め寄せてきた際、井戸から大蛇が現れ、城を霞で覆って守ったと言われています。
この伝説から「霞ヶ城」と呼ばれるようになったそうです。

🪨 石垣の特徴

丸岡城の石垣は、高さ約6.2mの「野面積み」という手法で築かれています。
自然石をそのまま積み上げるため隙間が多く、一見粗雑に見えますが、排水性が良く、大雨でも崩れにくいのが特徴です。
堅牢さと自然美を兼ね備えた石垣は、見どころのひとつです。

✉ 一筆啓上の碑

丸岡城には「一筆啓上火の用心 お仙泣かすな 馬肥せ」で有名な石碑もあります。
これは徳川家康の家臣・本多作左衛門重次が、陣中から妻に宛てて送った手紙で、日本一短い手紙として広く知られています。
これにちなみ、坂井市では1993年から「一筆啓上賞」と呼ばれる手紙コンクールが開催されています。
こちらについては、別の記事で改めてご紹介したいと思います。

🛠 奇跡の修復城

丸岡城は「奇跡の修復城」と呼ばれています。
明治時代の廃城令で天守のみが残され、戦火も免れましたが、1948年の福井地震で石垣もろとも天守が完全に倒壊しました。
震源地は丸岡町で、地震の規模はマグニチュード7.1。甚大な被害の中、多くの人が再建を諦めかけました。
しかし、地元の人々の熱意と全国からの寄付により、柱や梁など主要部材の70%以上を再利用し、わずか7年で天守が復元されました。
現在でも修復跡を見ることができるのも魅力のひとつです。

📌 まとめ

丸岡城は、歴史的な価値と独自の構造、そして復興の物語を併せ持つ特別なお城でした。
北陸唯一の現存天守であり、霞に包まれる幻想的な姿や急勾配の階段など、体感できる魅力も満載です。
日帰りでも十分楽しめる観光スポットなので、歴史好きの方はもちろん、家族や友人との旅行にもおすすめです。
ぜひ一度訪れてみてください。

(丸岡城の目の前にあるマヨチリマーケット内にある丸やcafeで一服しました。)


※本記事の一部内容は、丸岡城 (公式) 北陸唯一の現存天守・奇跡の修復城 のHPを参考にしています。

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