🏯 犬山城に行ってきました!

🏯城めぐり🏯

今回は家族で国宝・犬山城を訪れました。
学生時代に来たことはあったはずですが、城の記憶はなく、覚えていたのは食べ歩きだけ(笑)。
久しぶりに犬山城をじっくりと楽しんできました。

🚗 アクセスと駐車場

今回は車で訪れました。
駐車場は広いのですが、国宝ということもあり日曜は大混雑。
平日であればもう少し落ち着いているかもしれませんが、公共交通機関の利用も無難だと感じました。

⏳ 入場と待ち時間

駐車場から少し歩くと「犬山城」と刻まれた石碑があり、その先の階段を登ると受付があります。
そこで入場券を購入しましたが、掲示板には「天守閣見学目安60分待ち」の文字が……。
門をくぐると信じられないほどの人、人、人! 天守閣に入るには長蛇の列で、看板通りの60分待ち。
9月とはいえ暑さも残っていたため、近くの茶屋でかき氷を食べて休憩することにしました。
再び戻ってみると待ち時間は40分に短縮!これはラッキーでした。

🪨 石垣と城の印象

ようやく列を進んで天守へ。
最初に目を引いたのは石垣です。高さは約5mで、自然石を加工せずに積み上げた「野面積(のづらづみ)」という手法が使われています。
ゴツゴツとした石の積み方は、城の荒々しい力強さを感じさせてくれました。

📜 犬山城の歴史

犬山城は、現存12天守の中で最も古い城です。
天文6年(1537年)、織田信長の叔父である織田信康が築城したと伝わっています。
木曽川を利用した交易や政治・経済の要衝として、戦国時代を通じて重要な拠点となりました。
その後、織田・豊臣・徳川と天下人の手を経て城主が代わり、江戸時代以降は成瀬家が城主を務めました。

🛠 修復と国宝指定

明治24年(1891年)の濃尾地震(M8.4)で犬山城は半壊。
その後、修理を条件に旧藩主の成瀬家に譲与され、成瀬家と地元住民が協力して修復しました。
昭和10年に国宝指定を受け、戦後の昭和27年に再度国宝指定されました。
昭和40年(1965年)に解体修理が完了し、2004年までは全国唯一の個人所有の城として保存されていました。
現在は財団法人犬山城白帝文庫が所有しています。

🏯 白帝城の別名

犬山城には「白帝城(はくていじょう)」という別名があります。
江戸時代の儒学者・荻生徂徠が、木曽川沿いの小高い山に建つ姿を、中国・李白の詩に登場する白帝城になぞらえて命名したといわれています。
歴史と文学が交差する風情ある呼び名ですね。

🌬 天守の廻縁(まわりえん)

犬山城最大の魅力は「廻縁(まわりえん)」です。
天守最上階から外に出て、一周ぐるりと歩くことができるのは、全国でも犬山城と高知城の2つだけ。
しかも国宝の中で唯一天守の外に出られるのは犬山城だけです!
風が強い日はかなりスリルがあり、小さな子ども連れの場合は必ず手を繋ぐか抱っこがおすすめです。
我が家は娘をおんぶして外の景色を見せると「キレイキレイ!」と大喜び。
一方で妻は「怖い怖い!」と叫んでいました(笑)。

📌 まとめ

犬山城は現存12天守の中で最も古く、戦国から江戸、そして現代までの歴史を感じられる貴重なお城でした。
石垣の迫力や白帝城の由来、そして天守から外に出られる廻縁は、ここでしか味わえない体験です。
混雑は覚悟の上ですが、家族連れでも十分楽しめる観光スポット。
名古屋や岐阜からもアクセスしやすいので、ぜひ訪れてみてください!

匠茶房 壽俵屋 犬山庵でいただいたわらび餅です。


※本記事の一部内容は、国宝犬山城のHPを参考にしています。

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